これは20年以上子どもたちに接してきた「肌感覚」での話。
小学校では単元が終わるとテストを受ける。
カラフルな紙面だから「カラーテスト」とも言われているやつだ。
「小学校の勉強はできている」と感じるのは何点くらいなのか。
カラーテスト80点~90点と考えている方も少なくないと思う。
(これ肌感覚)
しかしだ。
そもそも、カラーテストの平均点は「85点~90点」になるように作られている。
これをご存じだろうか。
中学校の定期テストでは「平均点60点」を目安に作られることが多い。
ということは、単純計算で、
「小学校のカラーテスト90点=中学の定期テスト60点強」
と考えることができるわけだ。
要するに、中学の定期テストの得点は、小学校時代の7割~8割程度ということだ。
カラーテストは毎回「100点」という子が、中学に入ってからもしっかり学習を継続することで、定期テスト「400点」にやっと到達。これが目安。
実際に子どもたちと向き合っていて、この目安は僕の肌感覚とほぼ一致している。
中1から定期テストで450点とか取れる子たちって、小学生の段階で「中学受験レベル」の学習ができた子たちばかりだ。そして、基本的な勉強姿勢が見についている。
たまに100点をとるけど、平均すれば85点くらい
そんな子が多い(平均付近だから当然)のだが、そういう子たちが当たりまえのように400点をとってくるようになるのは、中学入学後に相当量のトレーニングが積めた時だ。
進学校に進学するレベル(平均300点の定期テストで420点ほど)を維持するということが、そう簡単でないことはわかるんじゃないかと思う。
中学生で「定期テストの点数が伸びない」と思っている人は、小学校のカラーテストでどのくらい取れていたのか、しっかりと思い出してみてほしい。
毎回100点≒370~400点
毎回90点≒320点~360点
毎回80点≒280点~320点
毎回70点≒240~280点
これが実力ですよ、ということだ。
だから、毎回80点だった子に、「400点をとってほしい」なんて非現実的な期待をかける前に、
そこを目指すために「毎日の継続的な学習努力」が必要ってことだ。
もちろん、プラス進研は進学校を目指していくのだから、それ相応の学習姿勢をみにつけてもらうことに重きを置く。世の中、甘くないから。
今年の公立入試も「柏南高校」は人気である。
校風が明るく、偏差値60超の進学校だからなのだろうが、本当にそれだけの力量をもって受験した子はどのくらいいるのだろうか。
日々の学習は高校入学後も続いていく。量も質もアップしていく。
イメージだけで学校を選ぶのは危険行為に他ならない。

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