県柏と鎌ヶ谷、偏差値2の差はいかほどか

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前回と前々回に県立柏高校と鎌ヶ谷高校の有名大学現役進学者数の記事を書いた。

この2校、高校受験の偏差値で考えると、「差は2」なんだけど、この「2の差」がどれほど大きいものなのかを検証したいと思う。

ちなみに、偏差値2というと、高校受験の5教科の得点で約20点差だ。つまり1教科4点。

そう考えると、偏差値2なんて、“誤差の範囲”にも見える。

さて、「どっちも同じ」なのか、はたまた「まったく違う」のか。

あなたの予想は?

まずはこの表を見てもらいたい。

見ての通り、「国公立大学への進学状況」だ。

横に並べてみるとわかりやすい。

偏差値2の差はなかなかに大きいと思う。

両校とも国公立大の進学実績は伸びていると思う。

しかし、直近3年間で10%の学校とはたまた3%未満の学校である。

在校生のモチベーションに影響しそうな数字だ。

だって、「10%」ってなれば、チャンスあるかも!?って思えても、「3%」って言われたら、「あー俺になんか無理無理!」って多くの生徒が思うよね。

難関の国公立を目指せる受験生が一定数いるかいないかというのは、やはりモチベーションに差が出てしまうだろう。

トップ層を比較すると、県立柏と鎌ヶ谷では、レベルが違うと感じるね。

お次はこちらで比較。

MARCH以上の難関私立大学への進学状況だ。

県柏は安定的、鎌ヶ谷は伸びている。MARCHの数はいい勝負になった。

私立大学だと、指定校推薦を使ったりすれば、一定数の進学者は確保できるからかもしれない。

あとは、大学受験時の教科数も影響するだろう。国公立大は5教科必要だが、私立大は最大3教科だ。

文系・理系、得意教科に絞ればMARCHクラスで勝負できる生徒が出てくるのかもしれないね。

ただ、早慶上理になると5%の開きがある。

国公立のところでも書いた通り、トップ層のボリュームがやはり違うな…。

ちなみに、県柏はMARCHの数が減少気味だけど、国公立の割合が伸びているから、その分だと考えられる。

いずれにしても、MARCH以上に進学したいなら、県柏で上位35%、鎌ヶ谷は上位25%が目安。

偏差値2の差は、国公立を狙える士気(風土)トップ層の厚さがあるかないかの差。

言い換えれば、ハイレベルにチャレンジする生徒がいるかいないかの差。

偏差値2の差は、MARCH以上への進学率10%の差。

この差をどう考える?

ちなみに僕はすごく大きいと思うよ。

県立柏高校と鎌ヶ谷高校それぞれの記事は以下より。

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