【格が違う】言葉の裏に宿る何かを感じた

つぶやきみたいなもの

書きたくて書いてなかったこと。備忘録代わりに。

僕たちの仕事は人前で「話す」ことがとても多いというか、これが基本だ。

だから、比較的大勢の前に出て話せと言われても、たいして緊張というか、そういうものは感じない。むしろ、話し始めちゃえば「どうにかなるでしょ!」みたいな精神である。これはいいか悪いかわからない。

金曜日、「自分の言葉で伝え、人々の共感を得る」ことが仕事?というか、それを武器にして働く人の講演会に参加してきた。

商工会の主催だったんだけど、とても貴重な機会だし、地域のことを知るためにも聞いてみるのもいいかなーくらいな感じだったんだけど…。

講演時間は60分間で、『もしあまり興味のない話で眠くなったらどうしよう……。わぁー子どもの気持ちがわかるー。』なんて、情けない心配もしていたんだけど、それはご無用だった。

壇上に立って、挨拶をして、話し始める。

その時の堂々たる姿勢、話し方、視線の向け方、初動の5分間で会場を一気にひきつけるだけの「力」があった。

「力」というのは「言葉」だけでなく、その立ち振る舞いすべてに力があるということ。
そして言葉の裏側には、話者のこれまでの人生や魂が宿っているような気がした。

これを「慣れているから当然」の一言で片づけていいものだろうか。僕はそう思わなかった。

僕も「言葉」と「語り」で勝負している人間だけど、「格の違い」を感じた。

僕もまだまだ精進が足りない。この興奮は忘れるべからず。

講演の内容にとどまらず、大変勉強になった講演会だった。

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