「人の話をよく聞く」ということの重要性は、保護者だけでなく、周囲の大人たちからも伝えられていて、言われたことがないという子はほぼいないだろう。
だから、子どもたちは「話を聞いている」という姿勢は示すし、傍から見たら「聞いているように見える」のは言うまでもない。
しかし、「今の話は重要だな」と感じるセンスというものに大きな差があるように思う。
学校や塾の授業はもちろん、その他稽古事、日常会話のすべてにおいてだ。
センスのある子は、「この話の『どこが重要(聞きどころ)か』を常に意識」して聞けている。
それが話を聞く際の集中力というものなんだろう。
なんも考えずに、「ただ聞いている」というのは、まさに「聞いているように見える」だけで、肝心なことの30%も聞けていない子が多い。
そういう姿勢の積み重ねが、学校の定期テストなど、「評価」につながる場面での差になっている。
「どうでもいいことは覚えているけど、肝心なことは頭に入っていない」というような子は、
周囲の反応を含めた「空気」で言葉遊び感覚の会話を楽しんでいるにすぎない。
まずは「人の目を見て話を聞く」この徹底。
話者の「目」(表情)を見ていると、「重要な場面に気づく感度」が上がるから。
話を聞くセンスは、生まれ持った特異な能力なんてことはない。
「聞きどころ」に気づくセンスを磨くことで習得可能だ。
話者の目を見て、表情を見て、話の『どこが重要(聞きどころ)か』を常に意識して聞く。
子どもたちにはまずこれを徹底してほしいし、家庭内の会話でも「目を見て話す」をぜひ意識してもらいたい。


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