何日か前に、中3のグループLINEに送信した。
「またまたご冗談をー」って思う子もいただろうが、
これに関しては、案外、本気モードなのである。
大学全入時代と言われる時代。
今は誰もが当然の如く高校に進学する時代だ。
文科省によれば、大学短大進学率は約60%、高校進学率は99%近くにのぼっている。
ここまで高校・大学に進学するのが当たり前の時代になれば、
高校を卒業した、大学に進学したという事実は何の価値も生まないだろう。
高校の3年間、大学の4年間で、「何を学び、どのような経験を積んできたか」が
より一層評価されるようになっているように感じる。
それが「学びの多様化」につながっていて、探究活動やらグローバル教育やらに
力を入れる風潮にあるのだろう。
しかし、生まれ育った地域の中で、他の子と同じように高校に進学したとて、
「人とは違った経験を積む」ことができる高校の環境はなかなかない。
そこで、だ。
僕は「離島留学」を強く勧めたい。
今の時代、インターネットなど情報通信の普及で、どこで生活しても都会と同じように
情報が手に入るし、大学進学も目指せる時代になった。
豊かな自然環境や多くの文化・伝統等が残っている離島で暮らせる「離島留学」は、
人生におけるまたとない貴重な3年間として価値があり、希望者も増えているようだ。
また、過疎化が進む現実と向き合っている多くの離島が、
「ここでしか得られない学びと体験」を売りにして、希望者を募っているし、
国交省もそういった活動を支援する時代になった。
なんて、すばらしい時代だろう。

もちろん、僕のおススメは、日本最大の離島「○○島」であるが、屋久島でも種子島でも大島でも
はたまたもっともっと小さな島でも良いと思う。
独特の文化や伝統を持つ離島での暮らす3年間は、長い人生のターニングポイントになるかもしれない。
だって「そこでしか得られない宝物」であふれていると思うから。
さらに、同じような経験をもつ人の数は圧倒的に少ない。
だからこそ、経験のすべてが、唯一無二の財産になる。
離島留学には、本当にいろんな可能性が秘められていると思う。
そもそも、「将来の夢も希望も具体的には特にない」という子たちが多い時代。
なんとなく高校に通って、なんとなく周りの子と同じように大学に行って。
難関大だろうがFラン大学だろうが、みんなが大学に進学できるからね。
とりあえずは「右に倣え」でなんとかなちゃう。
でも、大人になって、自らの力で道を切り開くときに、それで良いものか。。。
そういう人生を送るなら、これまでとは全く違う環境で、
自分自身を見つめる3年間を手に入れることは、非常に有意義だと思う。
人間、とにかく「リスク」を考えがちだけど、
まだまだ先の長い高校生が「リスク」を考えて行動するのってなんかなー。
まだまだ若いんだし、やり直そうと思えばいくらでも取り返せるよ?
それに、離島だから大学には行けない?都会で就職できない?
そんなこと、全くないよね。
何度も言うけど、今の時代はどこにいても情報も学びも手に入る。
どこに身を置こうが、「最終的には自分次第」というのは変わりない。
もちろん、家族の同意・応援が前提ではある。
でも、背中を押してくれるなら、迷うことはない。
これこそ、本質的な「学びの多様化」だと思う。
こういう選択肢も含めて、進路指導をしてくれるような先生が
都会の中学校にいてもいいのになー。
僕も学生時代にこんな制度があったら、迷わずやっただろうなー。
佐渡での離島留学。
今の子たちがうらやましい。


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