【社会的な最低ライン】内申点を入塾基準に設定している理由

塾講師として思うこと

プラス進研では「入塾基準」なるものを設けている。

理由は簡単で、子どもたちのモチベーションを維持・向上するための
環境を整えるためだ。

絶対条件としては

中学校の成績(通知表)で「9教科に『2』がないこと」

これは、絶対評価となった今の時代においては、
「最低限のライン」だと思っている。

🔳内申点「2」はほぼつかない時代(内申バブル)

以下の表を見てもらいたい。
令和5年~7年の、千葉県公立高校を受験した中学3年生につけられた
調査書の評定の割合だ。

まずは、学習5教科。

すべての教科で、
「4以上」が50%に迫り、
「3以上」が80%を超えている。
絶対評価では
「4以上」が31%、「3以上」が69%であったから、
10%以上高くなっていることになる。

さらに…

これが実技4教科の割合だ。

すべての教科で、
「4以上」が50%を超えていて、
「3」がつくのは標準以下の生徒となる。
異常な内申バブルなのだ。

こうなればもはや、
「4」が多いことが賞賛に値する訳もなく、
「オール3」というのは標準以下、恥ずべきポジションとも言えるのだ。

絶対評価は、個人の目標に対する達成度で評価されるから、
教員が「50点を目標」にした子が「70点」をとれば「4」で構わないし、
「提出物を期限までに出す」ことを最低目標とするならば、
テストの得点は厳しい状況でも「3」となる。

特に実技教科ではその子の努力が認められれば、
特別に秀でた能力がなくても「4」がつく。
これは自己肯定感を高めるという面でも良いことだ。

子どもたちの様子を日々観察している”大人”である”教員”が
その子を客観的に評価して、滅多につけない「2」をつける。
このことには、大きな意味を感じざるを得ない。

僕は「社会生活を円滑に営むことができない子」と判断する。
そういう子を引き受けるのは難しい。

🔳塾の掲げる目標と高校入試の現実

もう1つ、プラス進研は大学進学までを見据えて、
公立なら「柏南高校以上」に合格できる学力の養成
という目標を掲げている。

クラス平均偏差値60以上を目標に向上心を育んでゆく中で、
その空気を乱しかねないと判断される生徒の入塾は、当然お断りせねばならない。

さらには、私立高校の入試においても、
推薦基準となる内申点は上昇が止まらない。

それこそ、柏南高校を受験するレベルの子たちが受験する併願校なら、
「オール4(5科20)」以上が当たり前だ。
推薦基準に「内申点に『2』がないこと」と付す高校も多い。

そこに抵触するような生徒を引き受けたとして、
僕たちには何の責任もとれない。

やる気のある子たちが活き活きと通い、グングン伸びる
そんな塾であり続けるために、この入塾基準は絶対なのだ。

ここまで書いてきた2点を踏まえてだが、
最近は入塾基準について、こうも考えるようになった。

入塾基準の内申点を引き上げるべき時期にきているかもしれない

さて、どうするか……。

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