【本気なら特化】文武両道は理想論にすぎないんじゃないか

塾講師として思うこと

専修大松戸高校の説明会が終わったあとは、
はしご酒ならぬ「はしご高校」で中央学院へ行ってきた。

こちらは説明会じゃないよ。ちょっと所用で。

校長先生や教頭先生ともお話しできたんだけど、
来年の入試に向けた入試制度等の整備で頭が痛いようだった。

いろんな変化がありそうな中で、ちょっと読みにくいね、と。

あ、また話がそれた。

昼休みがちょうど終わるころ、男の子たちがぞろぞろと出てきて、マイクロバスに乗り込んでいく。

思わず、「体育の授業かなんかですか?」と聞いたら、

スポーツクラスは午後の授業がなくて、これから半日は部活なんだと!

中央学院と言えば、
硬式野球部が昨年春の選抜高校野球で「ベスト4」と大健闘だったし、
サッカー部も県内の強豪で全国大会を目指して活動している。

この姿を見てやっぱり思うよ。

本気で頂点を目指すならこのくらい「特化」していく必要もあるよね、と。

もちろん、勉強だってやらない訳じゃない。

バランスとして、専門競技にかなりのウェイトをかけているということ。

ここでは「文武両道」を強く求められてはいないだろう。

こういうチームに対して、「文武両道」という理想論を片手に、
「文」も「武」も中途半端なチームが敵う訳がないじゃんね。

で、結局、中途半端なチームは、「文」も「武」も形になることはない。

だったら、みんなが一律に取り組んでいる「文」を生活の中心に据えて
「武」はリフレッシュの一環で、ゆるっ・サクッと取り組んだ方がよほどいい。

だって、多くの子は「勉強で大学進学を目指す」んでしょ?
いろいろ犠牲にして「文武両道」にこだわる必要はないんじゃないのかねー。

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