【簡単に見えても】最も難易度が高いんじゃないか

塾でのできごと

多くの中学校で定期試験2週間前になっているようだ。

範囲が配られたりして、気持ちも引き締まるかもしれない。

昨日の中1の授業では、

「定期試験に向けた勉強方法」

について小野田が話していたようだ。

ちなみに、小野田は定期試験にめっぽう強かった。

いまだかつて、彼女より高得点を取った子は1人しかいないんじゃないか。

だから、定期試験対策に関しては完全に小野田に任せている。

僕は、「小野田先生が言ったとおりにしっかりやれば結果はついてくる」と話した。

しかし、これが本当に難しいんだ。

言われたとおりにやればいい

簡単に見えるこの言葉。

しかし、実行できる子は限りなく少ない。

そして、成績の伸びない子に限って、こんなパターンが横行する。

1、言われたことをやらず、指示されていないことを「無許可」でやっている。

2、「Aをやろうね」と言われたのに、「Bではダメですか?」と謎質問する。

どうしてこんなことが起こるのか。

答えは簡単だ。

「楽をしたい」からだ。

「結果を出すため」「伸びるため」には多少なりとも負荷がある。

指示された「言葉」だけで、「大変だ」とアンテナが働くんだろう。

そして、自然と「楽な選択」を導いているんだ。

でもね、「言われたことをしっかりやりきる」というのは基礎中の基礎。

自分なりの工夫とか改善というものは、「言われたことができた」人のすることだ。

簡単に見えて難しいから、「言われたことをやりきれる子」は少ない。

今年最初の定期テスト、満足できる結果を出せるようしっかり取り組んでもらいたい。

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