スマホの使用は「1日2時間以内」
愛知県豊明市で発案された、全国初の条例案だ。
本来は家庭で「鉄の掟」を作って子に守らせる
いわゆる強制力を伴う教育を敢行すべきところだと思うが、
日本の将来にかかわる由々しき問題だけに、行政が乗り出した。

批判的な意見が多いとされているが、
批判するなら家庭でルールを決めて、適切な使用を子に促すべきだ。
それができなていない事実が蔓延しているから、行政がきっかけを提供しているのではないか。
僕は非常に良い問題提起だと思う。
記事の後半にはこんなことも。
スマホを長時間使用する子どもは、前頭前野の体積が増えない
子どものネットリスク教育研究会代表で青森大学客員教授の大谷良光氏によれば、
「豊明市の条例案は医学的なエビデンスからも理にかなっています。脳科学研究の第一人者である東北大学の川島隆太教授が調査した縦断的実証データによると、スマホを長時間使用している子供は、思考や記憶などをつかさどる前頭前野内の6領域の体積が増えないことが分かっています。本来、小学5年生から中学3年生の子供は、3年間で前頭前野の体積が40~50cc増えますが、スマホに耽溺している子供は0か微少の増加にとどまります」
これらの領域は情報・言語処理などに関わる部位のため、未発達だと思考力や集中力の低下を招くという。
「また就寝前のスマホ使用がメラトニンの分泌を抑えるとの研究データは睡眠学会などで広く認識されています。メラトニンは、脳内の松果体から分泌される睡眠と覚醒のリズムを調整するホルモンです。分泌が抑制されると、睡眠障害や眠りの質低下に加え、成長ホルモンの分泌も阻害します」(同)
要するに、子供の成長と学力にも影響しますよ、と。
ただ、行政が条例にしたとしても、結局は「家庭内の問題」であることには変わりない。
稼ぎのない子どもには、スマホ代金の支払い能力はない訳で、
所有者である保護者に権利と責任がある。
何の制限もなく、我が物顔でスマホを使う子どもたち。
就寝直前までブルーライトで視力も脳も溶かし、極めつけには金銭までも溶かしている。
それを許す保護者がどうかしている。僕は常にそう思っている。
子どもたち意の将来を思うなら、そういうこともきちんとすることが大人の責任。
順番通りに行けば、子どもは大人より長く生きる訳で、放置するのは無責任の極みだ。
記事の中で豊明市長のコメントも出ている。
「過度なスマホ使用が日常生活に弊害をもたらし、親子間のコミュニケーションをゆがませている――そんな問題意識を抱くようになりました。条例には罰則や努力義務もなければ、“1日2時間”も目安に過ぎず、仕事や勉強などを除いた余暇時間が対象です。スマホが便利で生活に不可欠なツールであることを前提に、改めて各家庭で適切な使用時間を話し合う機会をつくってもらいたいと考えたのが始まりです」(同)
今回の条例案は、社会に問題を投げかけているだけでも意味があると思う。
ぜひ、全国的に話題になり、家庭内で話し合うきっかけになればいい。


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