英検・漢検、もはや持ってて当たり前?

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今日は専修大学松戸高校(以下専松)に訪問してきた。

今年は野球部が春・夏の甲子園に出場して、全国的にも名が知れつつあるね。

実は、野球部だけじゃなくて、ラグビー、サッカー、陸上競技など、千葉県で上位の運動部が多いんだ。

今日、案内された応接室には、野球部のトロフィーや賞状、記念品が飾られていた。

もちろん、運動部の取材に訪ねたわけじゃない。次年度もイベントにご協力いただけるようお願いしてきた。

専松は、プラス進研の子どもたちも毎年のようにチャレンジしているのだが、市川・芝浦柏・麗澤と同様に、推薦制度がないため、一般入試でしっかり得点できる学力が求められる。

そこで、近年の状況等、可能な範囲で伺ってみた。

まず、専松の入試で特徴的なことは検定による加点制度だろう。

英検・漢検・数検の3級以上でそれぞれ加点があって、3級1点、準2級3点、2級7点といった具合だ。

例えば、英検3級と漢検準2級を持っていると、合計4点の加点となるわけだ。

で、実際のところ、加点の実情は…

「肌感覚で、ほとんどの受験生が4点くらい加点されていて、加点ありがベースライン」

ということだった。

つまり、何かしらの検定で3級と準2級を持っているケースが多いということだ。

専松の偏差値は65前後だから、当然と言えば当然だけど、「検定を取得している受験生は年々増えている」そうだ。

まぁ、3級では勝負にならないことくらいは予想できていたから、やっぱりね、という感じだ。

ちなみに4点加点だと、数学にしたら1問分、国語や英語で2問分の得点に相当するから、「合格できるかギリギリだなー」っていう受験生にとってはジワリと効いてくると思うよ。

これって、裏を返せば、検定を積極的に取り組んでこなかった子たちは、ある意味でマイナスからのスタートになるってことだよね。

だってほとんどの受験生が4点くらい加点されてるなら、加点がないのは「-4点」がスタートラインってことじゃんね。

英検で考えれば、小学生のなんとなく英語で2級とか取得するのはどうかな?って思うけど、専松の入試に対応できる文法力は準2級程度は必要だから、早期に文法を固めてチャレンジしていきたいよね。

あとは、気になる教科のバランス。

毎年、作問に大きな変化はさせていないので、しっかり「過去問」で練習するのが有効とのこと。

ちなみに、専松の場合は、合格者の平均点は「英語が高い」そうだ。

これも、やっぱりね、という感じだけど、英語教育に力を入れているという学校の特徴をよく理解して受験する生徒が多いってことかな。

あと、数学は基本的な問題でミスせずにクリアしていくことが前提で、各大問の後半で差がついているとのことだった。

特にE類で合格を希望するなら、各大問(関数、平面、空間)のどれか1つは全部取り切りたい。

国語は近年、読解の文章量が増えている(意識的に増やしている)とのことなので、正確にかつ短時間で読み切る力が必要になる。

というわけで、まずは過去問を使ってみっちり練習しよう。取り組み方は、塾でも伝授しているよ。

最後に1つだけ。

専松は試験日が1月17日、18日と2日間ある。

2日間とも受験可能で、両日受験すると各日5点の加点もある。

少しでも可能性を拡げたい受験生は2日間受験がおすすめだよ。

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