この春休み、中学生には進級する学年の数学教科書を音読してもらっている。
これから先、どんな勉強をするのか、見通しが立つだけでも効果があるからね。
音読範囲の方が塾の授業よりも進んでいるから、きちんと理解できている子は、
授業の予習にもなっていて、授業の理解度がより高くなるはずだ。
そんなこんなで、今日も授業を進めて、自学の時間に子どもたちの様子を見ていた。
すると、授業よりもだいぶ先のページを開いて計算問題を解いている子がいる。
もちろん、教科書の音読範囲内だから、読んでいく中で「例」と「例題」を理解できていれば、
取り組むことが可能という訳だ。
教科書って、きちんと読んでいる子が意外と少ないんだけど、
繰り返し読んでいると、考え方とかも丁寧に書いてあるから、基礎力がしっかり身につく。
ただ、なんとなく黙読するだけじゃダメ。
面倒だと思うかもしれないけど、必ず音読。絶対音読。
音読することで、「コトバ」が脳内を確実に通過しているから。
「目」→「脳」→「口」→「耳」→「脳」
こうして刺激を与え続けていく。毎日毎日。
マイナスなことがある訳がない。
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