まず、まだ合格発表はされていない。
試験が終わって、自己採点をした人も多いだろう。
手応えの良い人、良くない人、さまざまだろう。
再度書く。合格発表はされていない。
つまり、手応え通りの結果になるとは限らない。
合格した気分に浸ったり、無意味に落ち込んだりするのは止そう。
終わったものだと切り替えて、高校に進学する準備を始めよう。
プラス進研でも自己採点で芳しくなかった者がいる。
僕が聞いたわけじゃないが、その子はこう漏らしたらしい。
「親に申し訳ない」「私立になったらお金が…」
この発言に対して、思ったことがある。
1、「申し訳ない」と思うなら、最初からチャレンジしなければいい
2、お金のことは子どもが心配することではない(君にどうすることもできない)
3、子どもに金の心配をさせるような雰囲気を家庭で作るな
つめたい?厳しい?かわからないけど、これが僕の考え方。
そして、「申し訳ない」という思いよりも、親に伝えてほしいことがある。
「ありがとう」
それだけ。
君が受けたい学校を受験させたということは、
親だって、覚悟しなければならなかったはずだ。
公立には「絶対」はない。
偏差値が足りないのに挑戦するならなおのことだ。
それでも、受けたい高校への受験を認めてくれた。
結果がどうなろうとも、受験させてくれたんだ。
だから、子どもの立場で親に伝えるべきことは、
「受けたい高校に挑戦させてもらってありがとう」
「精一杯の力で、受験してきました」
という言葉ではないのか。
僕は親じゃないから想像しかできないが、
「申し訳ありません」
「お金がかかってしまいます」
なんて言葉を、親が聞きたいと思っているなんて想像できない。
(僕の育った文化では、少なくともあり得ない)
ちなみに、
「申し訳ない」と思う気持ちを責め立てるつもりはないよ。
理解ができない訳じゃないし、それだって必要な感情だ。
しかし言葉にしてしまうと、お互いに喜びよりも悲しみや後悔が勝ってしまう。
言葉は一人で歩いてしまい、人の心を「+」にも「-」にも変える
だから、その思いは心の奥底に秘めつつ、
「ありがとう」
という言葉で、みんなが笑顔になってもらいたい。
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