これは先週の火曜日に中3にした話。
以前、親しくさせていただいている高校の先生に、受験生たちへ語っていただいた話だ。
高校受験でもっとも価値のある経験ができて、高校で大きく伸びたのは次のうち誰でしょう?
1.受験勉強を一生懸命がんばって、見事志望校に合格した生徒
2.受験勉強をなんとなくやって、志望校に合格した生徒
3.受験勉強を一生懸命頑張ったけれど、志望校合格は叶わなかった生徒
4.受験勉強をまともにせずに、志望校にも合格できなかった生徒
答えは、「3」
予想通りかな?
当時、先生に話していただいたのは、
「1」が一番幸せなことに見えるし、努力の結果が報われるのは良いことだと思うけれど、高校受験で厳しい現実に向き合わざるを得なかった経験というのは、それ以上に人を強くして、次のステージでのエネルギーにもなるということ。
だから、精一杯の努力をして高校受験に挑んでほしいし、悔過がどうであれ最後まで志望校をあきらめてはいけない。
結果が本意でなくても、それは恥ずかしいことではないし、むしろ貴重な経験ができたくらいに考えて、前を見てがんばろう。
進学する高校が大事なのではなくて、高校受験というイベントの過程でどんな経験をして、どんなことを学び、次のステージでそれらをどのように生かすのか、それで人生大きく変わる。
そんなメッセージだった。
要は最終的には自分の心ひとつだってことだよね。
ちなみに、子どもたちにはアンケート形式にしてみた。
高校で一番伸びたのはだれでしょう?
全員が「3」と答えたんだよね。
そして、高校入学後に墜落するのはだれかを聞くと、
全員が「2」と答えたんだ。
みんな、頭ではわかっているみたいだ。
あとは行動が伴うか、そこだよね。
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