昨日、公立高校一般入学試験の2日目が行われ、入学試験が終了。
受験したみんな、お疲れさん!
試験後にはいつものように塾に来てもらって、自己採点をした。
この結果がどうであっても、高校受験は終わりだ。
あとは3月4日(月)の合格発表を待つのみ。
合格発表までの12日間、長いよね。
しかし、すぐに答えが出ることの多いこの時代、「待たされる」ことも貴重な体験だと思う。
不安定な状態で「自分を見つめ直す」「将来のことを考る」時間は貴重だ。
人生に何度もあるわけではないからね。
何はともあれ、受験は終わったのだから、ひとまず受験のことから離れて、
卒業式や予餞会(送る会?)の練習に没頭したり、
今までできなかった「やりたいこと」に時間を使ってみたり、
ただ「ぼーっ」としてみたり、
何をしても、この時間をプラスにできるはずだ。
一生懸命勉強して、高校受験を乗り越えた人の誰もが通る道だ。
この、ある種の「気持ち悪さ」を、しっかり味わい尽くして人生の糧にしてほしい。
そして、全員が合格が一番だけど、それは神のみぞ知る。
あっ、受験のことから離れていいよ、と書いたけど、これだけは別だよ!
毎日の勉強は継続するべし!
ということ。
今日も、いつものように音読も漢字も朝から送ってもらったね。
何度も言うが、高校進学はゴールじゃない。
人生を、フルマラソンの42.195Kmに例えれば、まだ10Kmにも満たないレース序盤だよ。
始まったばかりなのに、途中で立ち止まる訳にはいかないでしょ?
立ち止まったら、もう一度走り出すには相当なエネルギーが必要だ。
公立高校入試までの長い受験生活を乗り越えた人は、
私立で受験を終えた人の何倍も貴重な経験ができた。
これは間違いない。
これからの長い人生には成功ばかりが待っているわけはなく、
むしろ、壁にぶつかって悩むことのほうが多いと思う。
そんな時、高校受験での苦しかった経験が、
みんなの人生選択にヒントを与えることがあるかもしれない。
この入試結果がどのようなものであろうとも、
胸を張って高校に入学し、前を向いて走り続ける。
僕はそれを傍目で応援しているよ。
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