【毎日音読】隠れた効果がありましてね…

勉強に関すること

国語の点数が伸び悩む

国語だけでなく全体的に伸び悩む

そんな子どもの書く文には共通点がある。

それは

「文章(いや、日本語)のルールを守っていない」

ということ。

「誰が(主語)」

「何をするために(目的語)」

「どうしたのか(述語)」

簡潔に伝えるためのルールを守らないがゆえに
非常に読みづらい文を書いてしまう。

中学生になれば国語の課題文そのものが長くなる上に、
語彙もどんどん難しくなる。

千葉の公立入試問題なんかでも、どの教科も日本語が多いよね。
(今日の数学の大問5なんか、ダラダラとながーい説明が…)

そうした文章たちを、訳も分からぬまま

「なんとなーく」

で解釈して、そのまま自分の解答に組み込む。

結果、支離滅裂な文となり、得点にならない。

何が言いたいのか説明させてみると、

書いたこととは意味の違うことを言ってみたり、
書いたことが不十分でまったく意図が伝わらなかったりする。

要は、自分の頭で考えたことが正しく言語化できていないんだね。

文章で相手に伝えるためには、

しっかりとルールを守って、簡潔にまとめる

この力が必要ってことだ。

その力を知らぬ間に鍛えてくれるトレーニングが「音読」だ。

問題集でも書籍でも新聞でも、世に出回る文章というもの、
幾度にもわたる編集が入っているから、そのルールは完璧。

ルールを守っている文章を音読することで、
自然に正しいルールの文章が耳に入る。

そうしているうちに、自分が正しい文を書けるようになる。
(おかしな文を書いたとしても、違和感を感じて修正できるようになる)

さらに言うと、音読は正しい日本語のアウトプットにもなっているから、
人前で話すときの伝わりやすさ「話力」も鍛えてくれる。

3月(新年度)からは毎朝音読も毎日シリーズに含まれる。
オプションだからやるやらないは任意。

地味なものほど効果を実感しにくいけど、重要なものほど隠れているってよく言うよね。

頭のいい子に育てたいなら、まず「国語」そして「音読」
日本人は「日本語」で物事を考え、解釈し、表現するのだから。

ね?
当たり前でしょ?

毎日シリーズは年度途中でも、いつでも追加できる。
朝の5分を自分への投資に使えるかどうか。
そこについては、結局のところ自分次第だがね。

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