進学塾である以上、全員が第1志望に合格してほしいと思っている。
ただ、それ以上に、「合格できる受験生の資質」を身に着けてほしい。
だって、高校受験は合格が総てじゃないし、人生の終着駅じゃないからね。
で、僕が考える「合格できる受験生の資質」って何かというと、
タイトルにも書いた通り、「心をひとつに」できることだ。
何言ってるの
わけわからん
って思われるだろうね。
どんな世界でも同じだと思うけど、
一言に「高校受験」って言っても、受験する受験生だけの話で終わらないわけよ。
誰が彼のという訳でもなく、
受験生本人はもちろん、家族、親戚、中学の先生、高校の先生、受験期を共に過ごす仲間、応援してくれる地域の方々、そして僕たち塾も。
いろんな人の支援があるなかで成り立っていることを、頭だけじゃなく心でも理解して行動できること。
受験する本人は「合格したい」
周りで支える人は「合格してほしい」
合格を望む思いはみんなが同じ。
その思いを「1つに」できるかどうかは、すべて「受験生の行動」にかかっていると思うんだ。
周りの大人たちが「自然に応援したくなる受験生」ってどんな受験生なのか。
「感謝」「情熱」「ひたむきな努力」
これが媚びへつらうことなく自然と態度に現れる受験生。
僕はこれだと思っている。あくまで個人の意見ね。
で、ここで勘違いしてほしくないことが1つ。
それは、受験生は「受験生」でもあって、受験生(仲間)を「支える人の1人」でもあるってこと。
あなたが一生懸命勉強して成績を伸ばしている姿で勇気をもらっている仲間がいるかもしれない。
あなたも仲間の姿を見て刺激を受けて今の今を懸命に生きることができているかもしれない。
要は、「自分だけ合格すればいい精神」ではうまくいかないよと。
たまーにいるのよ、そういう子。
仮に、高校受験で合格できても、どこかに落とし穴があるもんだよ。
だから、プラス進研の子たちには「みんなで合格するんだよ」と刷り込んでいる…つもりだ。
何度でも言うけど、「みんなが応援したくなる受験生」であってほしい。
入試の開始まで残りわずか。
とにかく今年も「心をひとつにみんなで合格」を体現したい。
「心をひとつに」できた子たちは、結果がどうであれ大きな財産を手にできるはずだ。
コメント