昨日、小学生の国語では日本の文化が話題になっていた。
そこに「和室」が出てきて、当然のように「障子」「襖(ふすま)」「簾(すだれ)」なんて言葉が出てきたんだけど、残念ながら子どもたちはそれらをわからない様子。
現代の日本の家は「和室」が減っているからかもしれないと思って、
「家に和室ある?」
って聞いたら、“きょとん”としてるんだ。
あっ、と思って
「家に畳(たたみ)の部屋はある?」
と聞きなおしたら、ようやくわかった様子で。
やっぱり、家に和室がない子もいるんだよね。
そもそも、「和室」がわからないんだから、
そりゃ、「障子」だ「襖」だっていわれてもわからないよね。
ネット検索して画像を見せたら、「おばあちゃんの家にある!」とか反応があって。
見れば知らないわけではないのだけれど、
名前とその物が一致ししていないってことだ。
つまり、言葉としての知識はないわけだ。
これはかなり大問題だ。
文章を読んでも何の話かイメージできないし、それだけならまだしも、日本の文化を知らずに育った日本人ということになってしまう。
国際化の時代だからと言って、自国の文化をおざなりにしていては、余計に世界中から笑われてしまうよ。
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