これ、学力アップ以前に自学力養成の段階でかなりカギになると思っている。
自己採点の正確さって、成績の良さにある程度比例しているから。
プラス進研では小テストでは交換採点(仲間の答案を採点する)をしているし、学力テストでは自己採点をしてもらっている。もっと言えば、宿題も各自で丸つけまですることになっている。
だから、自己採点をすることには慣れているはず・・・。
それに、
解答を見て「〇」か「×」をつけるだけだから簡単じゃん!って思うでしょ?
得点の小計を出して足し算して合計出すだけだから簡単じゃん!って思うでしょ?
でもね、テストの回数が多い中3でも、正確な自己採点ができる子って少ないという事実。
もちろん、国語の記述問題とかで判断が難しいというのは仕方がないし、質問してくれればアドバイスしているけど、漢字の書き取りだったり、英単語のスペルだったりが間違えていても気が付かないんだ。
何が原因か?
これはいくつか考えられる。
1、「自分の答えが合っている」という「思い込み」
2、正確な漢字や英単語の「知識が未定着」
3、「間違えた知識を正解」と思って過ごしている
4、純粋な見間違い
圧倒的に1と2と3が多いのは言うまでもない。
1と2と3の共通点は「正確な知識を持っていない」ということ。
だから間違えていても気が付かない。
正確な知識があると、書かれた解答を見て「あれっ?なんか変だぞ?」って違和感を覚えるもの。
その領域に到達するには経験値を高めていくしかない。
まずは日ごろの勉強から、自分の書いた答えを信じすぎず「疑いの目」を持って自己採点してほしい。
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