住所を知らない子どもたち

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昨日、英検を実施した。

英検の解答用紙には「住所」「電話番号」を記入する欄があるんだけど、まず、小学生に住所がわからないと言われて教え、まさかと思ったけど、中学生も「住所がわかりません」「電話番号わかりません」

百歩譲って、電話番号は理解できなくもない。今、固定電話を置かない家庭も多いみたいだから。

けど、住所は自分が住んでいる場所を言語化したものだ。郵便番号程度なら仕方ないかと思うけど、柏市「〇〇ー△△ー□□」について、さすがに「わかりません」「知りません」は困る。

それが、1人や2人じゃないんだ。

断っておくけど、これは成績に比例するとか、そういうことがない。しっかりしているように見える子がそういう発言をするから「お前もかっ!」ってなるのさ。

こういう子たち、知らない土地でひとり投げ出されたらどうなるんだろう。生きていけるのだろうか。大げさかもしれないが、一事が万事。

保護者の皆さん、子どもに住所くらいはインプットさせておいたほうが良い。もちろんアウトプットもね。

「住所くらい勝手に知ってて当然」と思うかもしれないが、親世代にとっての当たり前は今の子どもたちに通用しない。

まさに、何十年前かの「戦争を知らない子どもたち」は、現代では「住所を知らない子どもたち」というわけだ。

「僕らの名前をおぼえてほしい、『住所』を知らない子どもたちさ~♪」

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