ちょっと前に書いた「そろそろのはず…」の正体、このことだったんだ。
佐渡島の金山(さどのきんざん)が世界遺産の登録される史跡としてふさわしいか否か。
イコモスというのは、世界遺産を決定するユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関で、正式な世界遺産委員会で審議する前に、登録が妥当かどうかを判断して勧告しているわけだ。
この勧告は世界遺産委員会(今年は7/21〜31)の約1ヶ月前くらいに発表されるから、そろそろだな……と。
本当に紆余曲折あって、国内の世界遺産候補には2010年から入っていたんだけど、なかなか国内の推薦代表に選ばれず15年近くが経ってしまった。
2022年推薦の日本代表に選ばれたものの、コロナだの資料の不備だのもあって、今年の審議に。
ようやくこぎ着けたイコモスの勧告。ここで「登録」(4段階の1番上)が出れば、すんなりいくんだけど、今回は上から2番目の「情報照会」だって。
「登録延期」や「不登録」にならなかっただけ良かったけど、なんとも微妙な……。
一歩前進ということもできるけど、また来年になるかもしれないわけで、足踏みということもできるよね。
登録されれば、僕にとっては今年一番の時事問題になるとこなんだけど、なかなかすんなりいかないね。まるで僕の人生のようだ。
でも、前から気になってることは、地元の人たちはあまり盛り上がってないというか、冷静というかね。
登録されると、保存だなんだで大変なことも多いし、今話題?のオーバーツーリズムの問題もある。島民全てに恩恵があるというわけでもないでしょ?
それに、佐渡って島だけど広いから。
金山がある相川と港がある両津や小木はかなり距離があって、車で1時間ほど。もはや別の村での出来事みたいでしょ?だから、どうしても他人事になっちゃうんだね。
まぁ、いい。
そんなこと書いてると朝になっちゃうから、今日はこのへんで。
最近、オフタイムの記事ばかりで申し訳ないんだけど、そこそこに忙しくもあって。
でも、佐渡ネタは備忘録?としても書きたくて。仕事オフに眠いの我慢してね。
それでは!
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