一言に「高校受験」と言っても、
中学3年生だけの問題じゃないのよ。
むしろ、小学生の頃の過ごし方や学習環境がモノをいう。
まず前提として、人は「知っている言葉」の範囲でしか思考できない。
だから、「言葉の守備範囲」つまり「語彙力」をつけておくことが大切。
そしてその語彙力を基にして、文脈や心情を「類推する力」があると理想。
それらって、短時間じゃ身につかないでしょ?
一晩寝たら知っている言葉が100増えましたなんて、ないんだから。
最近の子は本を読まなくなった、と言われて久しいけれど、
子どもの学力低下や語彙の少なさは、これと無関係と言い切れないと考えている。
前置きが長くなってしまった。
つまり、中学生になって慌ててそういう力を伸ばそうとしても、
時間的な問題で限界があるでしょ?
ってこと。
本を読まないなら読まないなりに、
どこかで良質な言葉や文章に触れる機会を作った方が絶対に良い。
語彙力、読解力という土台を固めつつ、算数や英語にも取り組める。
そういう環境をつくるのも塾としての使命だと考えている。
そこで始めたのが、「小学生半額」の制度だ。
しかし、これには条件があって、「中学部への継続が前提」であること。
基本的には公立中学に進学し、高校受験までプラス進研に通うことになる。
で、よくある質問(やっときた本題)
Q.万が一、家庭事情等で通塾を継続できなかった場合は差額の請求があるのか
(これ、確かに気になるよね、中学入学後も継続が前提ってあるし)
A.ありません!
入塾時に誓約書を書いてもらうこともないし、あくまで「覚悟」の問題。
プラス進研に高校受験まで通う気持ちがあるかどうかという覚悟。
だから、口約束だし、やっぱり無理でした、ならそれはそれでやむを得ないでしょ。
続けていけなくなる、ミスマッチだって無いとは言えない。結局は人なので。
だから、あくまで入塾時に「高校受験までプラス進研でがんばってほしい」という
親の気持ちひとつあれば、みなさん半額にしている。
じゃあ、半額にならないケースは?
(チャンスがあれば)中学受験をしたいとか、
転居する見通しがたっているとか、ある意味レアケースだね。
国語と算数は基礎をガチガチに、さらに新年度から小5も英語に取り組むし、
公立中学から高校受験をするって考えれば、悪くない選択だと思うけどなー。
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