【三語短文】3語使うことで文も個性的になる

塾での指導

3月から始めた「毎日シリーズ」の三語短文。

ここには子どもたちの単なる学力向上にとどまらない、可能性があふれていると思う。

言葉の知識の広がりによる思考範囲の拡大、そして知的想像力(創造力)の高まり。

1日3語、1年間で1085語の積み重ねには、無限の可能性が秘められている。

だから、ぜひこれは ”親子で” 取り組んでもらいたい。

そうすれば、自然に毎日の会話も増える。

しかも、とても知的な会話がである。

さて、昨日の三語短文をちょっとだけ紹介しよう。

現在は小学5年生から中学1年生までが同じお題である。

お題「海岸」「悲鳴」「火薬」

これまで苦戦する子も多かったので、少し書きやすい感じの3語。

〇偽物の火薬銃を撃っていたら海岸にいた人に悲鳴を上げられた。

〇海岸にいる不審者が火薬をまき散らして周りの人が悲鳴をあげる。

〇海岸で悲鳴が聞こえ、後ろを見ると火薬が爆発していた。

同じ言葉を使ってるのに、全く違うストーリーに仕上がってる。

こういう、1人ひとり異なる世界観を大事にしながら、語彙力を鍛える。

時間をかけて子どもたちの可能性を拡げていくこと。

これに尽きる。

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