小さいころから乗り物、特に鉄道に興味があって、プラレールとかとてもお世話になったなー。
その鉄道好きに拍車がかかったのは中学生の時。
これはね、もう、運命としか言えないんじゃないかって。
中学1年の担任だったT先生、なんと鉄道マニア。
今でいう「乗り鉄」「撮り鉄」って感じだったかな。でも、めちゃめちゃ鉄道に詳しいんだ。
僕は「博士」とか言って崇めていた。
当然、クラスも担任も自分で選ぶことなんかできないから、すごいめぐり合わせだった。
僕が鉄道好きだと知ったT先生は、先生が学生時代に読んでいた「鉄道ジャーナル」を何冊かくれたんだ。
今でも、大事にとってある。宝物だ。
まだあるよ。
中学に入学して、水泳部に入ろうと思っていた僕は、陸上部の顧問のⅠ先生にスカウト?なんて格好いい言葉じゃないけど、勧誘してもらって、なぜか陸上部に入ったんだ。
本当は、水泳部に入って、駅伝部だけ活動して東葛駅伝に出たいなーって思っていたのに。
そしたらⅠ先生も大の鉄道ファンでね。こっちはどちらかというと「模型」と「撮り鉄」。
しかも、個性的なうえに、すごくのめり込む性格。だけど、飽きっぽいところ、面倒くさがりなところが僕には親近感が湧いて。
さらに、お互いにB型で、なんだか気が合う先生だった。
鉄道の面白さもだけど、駅伝の楽しさは全てⅠ先生から教えてもらったんだ。あと、データ大好きなところも。
中学校は個性をつぶされる場所くらいに思っていて、どうしても好きになれなかったし、今振り返ってもあまり好きになれないんだけど、僕の人生に影響を与えた人って、多くが中学生の頃に出会っているんだ。
昔の僕は今以上に単純だったから、影響を受けやすかったんだろう。
先日、高校時代の恩師にお会いしたとき、「人生やっぱり人だから」って仰ってたんだけど、本当にその通りだなーって思う。
今の中学生は大人との交わり方が不得意な子が多い気がする。
慣れてないのか、警戒心が強いのか。
どうせなら、かわいがられる人になってほしいと思う。人生やっぱり人だから。
私が言ってもまだまだ言葉に重みはないんだけど。
2023年10月14日、鉄道の日に恩師を思い出してふと思う。
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