昨日の中1の国語授業で、「北アルプス」という地名が出てきた。
随筆だったから、筆者の体験がたくさん出てくる。
北アルプスが日本のどのあたりにあって…
というのがわかると、本文のイメージもつきやすいし、筆者の感動も読み取りやすい。
ところが、中1の子たち。
「北アルプス」ってどこにあるの?
しーーーーーん……….
なんと、知っていたのは0人!
仕方がないから、
「日本アルプス」ってわかる?
しーーーーーん……….
これも知っている子が0人!
小学校の授業で出てこなかった?聞いたことない?
「知りません」「やってません」
うーーーーーん。
中学受験をかじった子なら、「飛騨」「木曽」「赤石」って出てくるんだろうけど……。
そこから説明しないといけなくなると、時間が足りなくなっちゃう。
「語彙力」ももちろんなんだけど、「地理」や「歴史」の用語を知っているっていうのは、
国語の文章問題を読むときに大きな助けになる。
高校入試の文章題では「社会科学」や「哲学」など、社会に関係する文章が本当に多いからね。
こういう知識をつけるには、小学生から地道に積み上げる必要がある。
中学生になってからでは、とてもとても時間が足りない。
小学生の授業にそれを組み込むか…
現状の時間でそこまでできるのか…
うーーーん。
悩ましい。
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