【いつの時代も】勉強と部活の両立に必要なこと

塾講師として思うこと

中学1年生は少しずつ中学校の生活に慣れてきただろうか。
ここ数日で仮入部も始まったりしているみたいだ。

さて、そんな時期だからこそ、書いておきたいことがある。

そう、いつの時代も中学生活のテーマになる「勉強と部活の両立」について。

まずはじめに、

中学生が勉強面の充実に必要な学習時間は、「1日2時間」と言われている。

平均学習時間は1時間30分程度と言われているから、上位の成績をキープすることを考えれば、これは確実に確保したいところだ。

もちろん、学習効率の問題もあるが、そもそも論で、時間を確保できない人に効率は見込めないから、ここでは「学習時間」に焦点を当てる。

「1日2時間」

これを長いと取るか、短いと取るか、個人差があるだろうけど、
学校の授業と部活にも参加して、そこからの「2時間」というのは、
時間の確保だけならできても、満足に勉強できるのかというと不安がいっぱいだろう。

だからこそ、「両立問題」はクローズアップされるのだと思うし、
子どもはもちろん、保護者の方が気を揉むことになるのだろう。

実際のところはどうなのか。

両立がきちんとできる子と、全くできない子、
その差は歴然だ。

では、いったい何が違うのか。

一言で言ってしまえば、「覚悟」だ。

本当に全然違って、その差は月とスッポンと言えると思う。

まず、見ていて分かること。

両立がきちんと成立している子は、部活にも勉強にも全力かつ真剣に取り組む。

だから、勉強でも部活でも良い結果を出す子が多い。
これは大人なら学生時代に経験済みなんじゃないかな。

そして、この子たち、ダラダラとやってはいない。

今、自分がすべきことを、あらゆる場面でちゃんと考えられていて、
そこには「自分の強い意志」があるように思う。

そして、「時間の使い方」が上手だ。
スキマ時間をうまく活用できている。

これらは、当の本人は自覚していないかもしれない。
しかし、第三者から見ていればそう感じるもんだ。

そして、これが最も重要なこと。

この子たちは、勉強の不出来を「部活のせい」には、絶対にしない。

「部活が忙しかったから」
「部活で疲れたから」
という便利な御託を並べない。

もちろん、授業と部活で疲れていることは、百も承知だ。

だって、僕たちはそれをすでに経験済みなんだから。

実際のところ、忙しくて時間があまり取れなかったり、身体はヘトヘト…
なんてことが、当たり前のようにあることを。

でも、絶対にそれを言い訳に使わない。

だから、授業中に睡魔に襲われても、目をこすり、あくびを噛み殺し…
必死に戦っている(ように僕の目に映る)。

課題も「100%やり切る」に至らなくても、
0%~25%なんてことは絶対に無い。

それを当たり前として考えている。
つまり、当たり前の基準を高く、強い覚悟で取り組んでいるってこと。

そしてもう一つ、とても重要なことが…。

保護者のみなさんには耳の痛い話かもしれないが、
「保護者の理解と覚悟」だ。

部活でヘトヘトに疲れてる子を見て、つい「休ませてあげたい」と思う。
これは当然の親心なのだろうと思う。

けれどそこで、
「今日ぐらい塾を休ませてもいいだろう、動画もあるし…」
この思考が、

部活と勉強の両立を阻止し、そこから遠ざける原因になる。

なぜなら、子どもはそういう施しを受けると、
「疲れたら勉強をしなくてもいいんだ」
という理解をするようになるからだ。

少し疲れをいやして勉強にエネルギーを…
という、大人の思惑とは全く違う方向にね。

でも、子どもってそういうものでしょ。

自分だってそうだったでしょ?

「やらなくていい」と言われれば、そこに漬け込むようになったでしょ?

だから、保護者にも「継続させる」強い覚悟が必要だろうと思うんだ。

最後に、そもそもの話をしよう。

部活は「強制」ではない。

それなのに、やらなくてもいいのに、わざわざ参加してる。

それで時間的・体力的にいくら大変なことになろうと、それは自己責任のはずだ。
中学生はそういうことを自覚できる、自覚しないといけない年齢領域に達していると思う。

辛いなら、やめればいい。

もちろん、「勉強をやめる」選択をするのも自由ね。

どうするかは、本人が決めること。

ただし、「勉強をやめる」決断の先にはどのような未来が待ち受けているのか、
それを語る責任が保護者はもちろん、子どもに関わる大人にはあるように思う。

子どもはいつか「1人の大人」として、自分の足で歩いていかなければならない。
先の見えない難しい世の中をである。

だからこそ大人には、
子どもが将来のことまで真剣に考えて決断できるようにアシストする
という重大な役割があるはずだって思うんだ。

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