銚子商業、館山総合、大原の水産系公立3校が、県内の遠隔地からも生徒を募集するって話。
「島留学」のすすめも記事にしたけど、遠隔地からの募集は全国的なトレンドなのかというと、そういうことじゃない。
全国の中山間地域も島しょ部も今回のような銚子や館山といった地方部も、高齢化が進み過疎が進行し、産業の衰退も著しい。
まさに地域が生き残れるかの死活問題だからだろう。
銚子のように日本の水産業をリードしてきた漁業の町が衰退すれば、水産業の明るい未来も描けなくなってしまう。
産業を地域を守り、振興させるためには若い人の力は必要不可欠。
学びの多様化と言いながら、普通科からの大学進学が既定路線かのような現状をなんとかしなければならんだろう。
目的なく勉強するのは苦手だけど、「水産業に興味がある」なんて子は、ぜひその1歩を踏み出してほしい。
さて、以前に書いた「島留学」。
これはどちらかと言うと、現代の「目標や目的・将来への希望」をなかなか持てずに悩んでいる子たち向けだった。
思春期に親元を離れて自分を見つめるって、将来的に計り知れない価値があると信じているから。
しかし、今度はちがう。
「水産業への興味」という明確なものがあるなら、これはおススメだ。
高校卒業時には船に乗る仕事をする上で必要不可欠な「小型船舶免許1級」の資格も取れる。
もちろん、自営で漁師を営むには、その他にいくつもの免許が必要になるが、漁業家として、水産業従事者としての歩みを進めるのには絶対的な近道であることは間違いない。
そりゃーね
中学生の興味なんて、仕事とするまで続くかわからない。
でもね、せっかく興味を持ったんだから、そこにチャレンジするという心意気、これは絶対に無駄になるものじゃないでしょ。
むしろプラスでしかない。
漁師になって一攫千金…!
なんて浅はかな夢物語なのかもしれない。
でも、学びに行く。現実を見ることになるだろう。
やっぱり大学に行きたい
そう思えば、1浪しても2浪しても、勉強して受験すればいいじゃない。
新たに決意して勉強できる、こういう子の方が大学受験もうまくいくかもしれない。
まだまだ若いんだし、ちょっとの回り道なんて気にするもんじゃないって。
「これをやりたい」って情熱を向けられることにめぐりあえた、それだけで十分な財産だ。
とにもかくにも、何の目的も夢も希望もなく、「右に倣え」でなんとなく過ごす高校3年間に比べれば、何百倍、何千倍、何万倍もの価値がある。
水産業に興味を持っている子どもたちはぜひチャレンジしてもらいたい!


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