3日前くらいに駆け抜けたニュースだ。
次期指導要領(2030年度改訂)で、通知表のつけ方を変更するかもしれないとのことだ。


各教科で「5」などの成績をつける際の観点の一つとなっている
「主体的に学習に取り組む態度」について、
数値には直接結びつけず、所見欄で評価を書く形に変える。
(朝日新聞記事より)
なるほど、賛否両論だろう。
これ、僕はおおむね賛成だ。
通知表の成績が「得点」や「順位」という客観的な物差しで決まることは、合理的だし透明性も非常に高い。
「評価」たるもの、本来はこうあるべきだ。
今の評価方法、特に「主体性」に関しては、すべてを否定しないにしても、その子に合わせた「絶対評価」の側面が強すぎる。
それにね、テストで100点とかそれに準ずる得点を取るということは、少なからず
1、そのために何らかの努力を行っている
2、興味関心があり自然と学び続けている
3、授業で教師の話をしっかり聞いている
など、主体性にあたる行為が何かしらあると言ってよいだろう。
よく耳にする
「提出物の期限を守らない」
「挙手・発言が少ない」
などというのは、社会性の問題であって、各教科の評価とは別にしておくのが本筋じゃないかとも思う。
しかし、だからと言ってテストだけできれば授業態度がめちゃくちゃでもいいのかと言うと、そうじゃないよね。
授業というのは、人の話を聞き、学びに生かすもの。
また、学校の場合は自分だけが授業を受けているのではなく、クラスという社会の一員として受けているわけだ。
大人になる過程で、社会性を身に着けるために大切な場であることは忘れてはならないだろう。
とにもかくにも、「人の話を聞いて、それに応える」というのは、生きる上で最低限必要だ。
もちろん、学校だけでなく、家庭はもちろん、僕たち塾のように身近で関わる大人たちみんなで育てていくべきだ。
今日も中3生に「学ぶ姿勢」について話をしたけど、
通知表の数字に影響する・しないに関わらず、
当然のスキルとして育てていきたい、いくべきものなのだ。
考えれば考えるほど、学ぶ姿勢・授業態度は教科の評価と切り離して考える
その方が教育としてもしっくりくると思うのであった。


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