今、中3の1人(定期テストは平方根も範囲)に、
196は何の2乗か?
を聞いた。
即答できない。
なかなか出てこない。
その隣の子に聞く。
「16!」
それは「256だ!」と僕。
20の2乗までは即答できるように
授業でも再三伝えていたが……。
こういう計算然り、都道府県の県庁所在地然り。
基礎を素早く処理できるということは、
時間を有効に使い、他の思考判断の問題に集中できるという意味で、
得点力を伸ばしていくうえで必要不可欠な能力と言っていい。
そのためには、
①基礎の反復
(自然と答えを言えるレベルまで)
②短めの制限時間設定
(短い制限時間内に解く訓練→スピード+正確性を高める)
③最終的な本質理解
(基礎を理解することで応用力が高まる)
というようなトレーニングが必要になる。
③の領域に到達するには、①と②をとにかく繰り返すこと。
効率が悪いように見えるけど、実はこれが最も効率的に学習する方法だ。
急がば回れ、やっているうちにできるようになる。
目の前の子たちを見ていると、まだまだトレーニング不足だ。
夏休みも近づいている。
定期テストが終われば時間に余裕ができる。
問答無用で強度を高めてトレーニングしていく。
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