今日、来るまで塾に来るときに、
混んでるなー…
なんか人が多いなー…
なんて思っていて気づいた、今日が
「春分の日」
だということ。
日が長くなったなーとは思っていたけど、
毎日寒くて、春分の日だなんて思いもしなかったよ。
そんなこんなで、今日は何の日かなーって調べてみたら
「LPレコードの日」
なんだとか。
1951年の今日、日本初のLPレコードが日本コロムビア社から「長時間レコード」の名で発売されたそうだ。
ちなみに、日本初のLPレコードは、ベートーベンの「交響曲第9番」。
子どもたちは「レコード」なんて知らないかもね。
1970年代までは音楽といえば「レコード」だった。
1980年代に「CD」が開発され普及したことによって衰退していった。
今じゃ「配信」がメインになって、「CDプレーヤー」すら知らない子がいるとかいないとか。
話しついでに、「レコード」にはいくつかの種類があって、
・4~5分を収録できる「SP(Standard Play)レコード」(12インチ・約30センチ)
・約30分を収録できる「LP(Long Play) レコード」(12インチ・約30センチ)
・SPより長く収録できる「EP(Extended Play)レコード」(7インチ・約19センチ)
などだ。
SPやEPというのが、いわゆる「シングル盤」で、LPが「アルバム盤」。
1951年のLP発売当時は
SP190円・LP2,300円
この頃の大卒初任給は10,000円程度だったというから、LPの高級さが伝わるよね。
最後に、LPレコードの話題で僕としては絶対に欠かせないアレ。
LPレコードで日本初のミリオンセールス(100万枚)を達成したのはあの方。
僕を知る方は、もうお分かりかもしれない。
また?
はい、いくらでもできちゃう、みなさんにはどうでもいい話。
僕にとって神のような存在である井上陽水さま。
発売されたのは1973年12月1日、アルバム「氷の世界」。
ミリオン達成は1975年8月。
なんと3年近い年月をかけて達成されたとてつもない記録。
発売当時の大卒初任給は約60,000円。
EPレコード400円ほどに対し、LPは2300円とまだ高価。
当時の若者は、「氷の世界」を手にするために、貯金をしたというのだ。
ある意味、異常事態だっただろう。
20万円以上の初任給で3,000円のアルバムCDを買っていた平成の世とは全く違う。
そんなこんなで、春分の日をきっかけに、「氷の世界」を思い出した。
今日の帰り道、僕の車ではアルバム「氷の世界」が流れることだろう。
しかし、アルバムタイトル曲の「氷の世界」
♪♪♪♪♪
窓の外ではリンゴ売り
声をからしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけて
リンゴ売りの真似をしているだけなんだろ
♪♪♪♪♪
うん。
一見、何が言いたいのか意味不明な感じ。
すばらしい。
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