一度やった問題ならできるのが当たり前
だと思うよね。
だけど、一度やった問題でも少し時間が立てばできない子が多いというのが現実。
完璧にできる子は想像以上に少ない。1割もいないんじゃないかな。
そういう状況で成績UPは望めないよ
そういう話。
中3が昨日解いた過去問。(社会科の話)
歴史の問題が、土曜日の入試対策授業で解いた内容とほぼ同じだった。
(過去問の内容は全く意識せず、土曜日の問題は決めている)
子どもたちが解いている裏で、「あーこの年か!」って思いながら、僕もサーっと解いていた。
で、採点。
まさかね、土曜日に解説(流れの理解ルートと板書も)した鎌倉時代の出来事の並べ替えを間違えるなんて思わなかったんだけど…
半分の子は普通に間違えた。
ちなみに、問題を解いている時に、『同じような問題』だとほとんどの子が気づいたみたいだ。
それなのにできない。
入試でここまでの「類似問題」が出ることはないだろう。
一度やった問題と同じような考え方を使って解く問題ならたくさん出るけれど。
けれど、1度やった問題ですらできないんだから、「同じ考え方で」なんて言われても難しいことは想像に難くない。
「解いた実績」だけ作って「わかったつもり」になっている。
これを何回繰り返しても、「曖昧な理解・学習」にとどまっているから一向に点数が伸びない。
まずは1度解いた問題をしっかり理解して、時間をおいて解いた時に完璧な状態を心がける。
やったことが「できる」ようになるというのはそういうことだ。
そういうことを意識して、日々の勉強に向き合ってもらいたい!
コメント