部活の話題が出たから、この記事も載せちゃおう。
千葉県の東葛飾地域に住む人ならご存じ「東葛駅伝」。
こちらも様々な問題を抱えているみたいだ。
有料記事だから、会員じゃないと全文は読めないのだけど、簡単に言うと、予算面に大きな課題があると。
来年からは選手の安全確保のため、走路員を増員する必要がある。
一時代前の感覚なら、コース沿線に所在する各中学校の教員に負担をお願いする
みたいな話になった(僕の想像)だろうけど、今の時代にそれはご法度だろう。
民間警備会社に委託するしかないとなるが、そこにかける予算がない。
試算では開催予算がこれまでの3倍になるがどうしたものか。
そんな記事だった。
でも、僕が驚いたことは、あれだけの規模の駅伝大会を、たった「100万円」の予算で開催していたという事実。
どれだけ自治体や教員の協力に『おんぶに抱っこ』状態だったのだろうか。
想像しただけで頭が下がる。
公道を通行止めにして、警察や消防も出て、白バイの先導で走るなんて、中学生にとっては有難すぎる経験だけど、関係のない人・興味のない人たちからすれば、迷惑千万な大会だ。
それこそ、この大会に関心のない教員だっているだろう。
けど、選手の担任だったり、学区内がコースで補助員を引き受けなくてはならない等の事情もあって、割に合わない手当と引き換えに休日出勤せざるをえない。
本当は本来の業務に時間を割きたいのに…と思っている先生もきっといる。
そして、そういうことを主張できる時代になった。
そこに走路員を増員となれば、記事の通り、手弁当ではもう限界だよね。
歴史ある大会を、この先50年、100年とどうやって継続していくのか。
野田と我孫子の市長が、不足額は各市が拠出して…と提案したみたいだけど、それだって市民の血税だからね。どこかに限界はあるだろう。
僕は東葛駅伝に愛着があるから今の形で長く続いてほしいと思う。
しかし、長く続けていくためには、地元の企業とかでスポンサーを募るとか、部活動の地域移行と同じで、官民が協力・連携していく必要があるように思うのであった。
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