【これは驚き!?】日東駒専レベルは柏南高校の上位〇%!

塾でのできごと

一昨日、柏南高校の高1が自学にきたときの話。

いきなり、

「これ、すごくないですか!?」

とスマホを見せてくれたんだ。

画面には、11月のベネッセ模試の結果が出ていた。

国数英の校内順位がなんと20位以内!!

柏南高校は1学年360人だから、なんと上位5%ほどということになる。

思わず、「おぉー!」ってなったよね。

ちなみに、この子は実力タイプの子で、定期テストの方は……
って感じなんだけど、まぁ、一般受験に照準を合わせて、英検なんかも取り組んでいる様子。

で、偏差値と志望校判定を見ると……

偏差値はほぼ60

志望校判定は日東駒専が「B判定」(60%合格ライン)で、MARCHは「D判定」

ベネッセの模試は比較的易しめで、偏差値も高く出るからね。

最も有名な河合塾の「全統模試」と比べると、偏差値が10~15高くなる。

ということは、この子の偏差値60は、全統模試だと50に届かないくらい。

なんるほど、確かに日東駒専レベルと言えるだろう。

わかってもらえるだろうか。

確かに、高1の段階ではある。

しかし、柏南高校の上位5%ほどの生徒「日東駒専」レベルということ。
(=残りの90%以上は日東駒専に届かない

『柏南に入れればMARCH以上狙えるでしょ!』

くらいに思っている中学生や保護者も多いんじゃないかと思うから、現実を示しておきたい。

「”せめて”日東駒専」というより「攻めて、攻めて、攻めて、日東駒専」だ。

そりゃそうよ、

高校受験は「県大会」

大学受験は「全国大会」

のイメージだ。

そんなに甘くはない。

ベネッセの模試は、高校受験と同程度の偏差値指標で出てくるからわかりにくいんだけど、
基本的には受験者規模の多い「全統模試」や「駿台模試」を基準にする。

その場合、高校受験の偏差値と大学受験の偏差値では10~15は変わってくる。

つまり高校受験で偏差値60なら、大学受験では偏差値45~50ということ。

いくら高1といっても、柏南高校の上位5%で偏差値50に届くかどうかとは、なんとも心もとない。

楽しい高校生活と勉強を両立できるというイメージを持っている人が多いかもしれないが、柏南高校の現実はこんな感じってことだ。

とはいえ、20位以内の成績で少しは自信になった様子なので、
現状は現状として受け止めつつ、目標に向かって突き進んでもらいたい!

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