中学3年生は、他の学年より一足早く、今週末から定期テストだ。
これは、下旬から私立高校と中学校で行われる入試相談(千葉は12月15日、茨城は11月下旬)にむけて、内申点を確定させるためだ。
となると、どうしても定期テストの対策に意識が集中して、他が後回しになって溜め込まれて…となる子が増える。
しかし、受験に向けた勉強も続けていかなきゃいけない。
この時期ばかりは、どっちか、じゃなくて、どっちも重要!
ここで考える必要があるのは、
受験のための勉強も、定期テスト対策になるし、
定期テストのための勉強も、受験対策になっている
ということ。
だから、自分の現状をよく考えて、やるべきことを取捨選択して、
最大限の効果を出すように取り組むことが大切だ。
目の前の定期テストを乗り切ろうとして、「姑息な勉強」だけはしないことだ。
定期テストで5点を伸ばすことと、入試で10点伸ばすこと、
結果として自分のためになるのはどちらなのか、よーく考えてもらいたい。
念のため言っておくけど、「姑息な」とは「その場しのぎ」という意味だよ。
「卑怯な」という意味と勘違いしている人が多い言葉だからご注意を!
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