【保険をかけるかチャレンジするか】ひらがなで「〇」を取りに行くことに思う

塾でのできごと

定期テストの答案用紙。

社会では「ひらがな」で回答して「〇」になっているものの多さに驚いている。

教科書で「ルビ(よみがな)無し」で記載されている言葉については、「漢字」で書けて然るべきではないのか。

中2の解答用紙に、最初、「那覇市」を「なはし」と書いてあって「〇」になっている中2の答案用紙に大きな違和感を覚えた。「なはし」ってなんだよ?って思っちゃったから。
他にもあるよ。「輪中」を「わじゅう」とか「促成栽培」を「そくせい」とかね。

ちなみに、47都道府県の位置と県庁所在地くらい、小学4年生や5年生でもコンプリートしていて当然のものではないのだろうか。自分の名前を漢字で書くのと同じくらいのレベルにしてほしい。
家庭の教育意識にも左右されることと思うけど、ちょっと信じがたい。

中3の社会でも、「国事行為」を「国じ行為」とか、「警察予備隊」を「警察よび隊」とか、「非核三原則」を「非核三げんそく」とか。
こんなの「〇」にしていいの?小学生の漢字じゃんね。

これが、偏差値40の高校を目指すような子なら、正直言ってなんとも思わないよ。
けどね、プラス進研にはそういう子は”皆無”な訳で、ちょっと困る。

上位の学校を狙うのなら、定期テストなんぞ「たかが定期テスト」だ。

保険かけて得点取りにいくよりも、チャレンジして失敗したとしても次への糧にしてほしい。
そもそもにおいて、人は「失敗から学ぶ」んで強くなっていくんだ。

もちろん、普段から「漢字で表記されているものは漢字でアウトプットする」習慣をつけておくことが大切であることは言うまでもないが。

点数はそこそことっているのかもしれないが、こういう保険をかけまくった低レベルな80点には大して価値はないと思うよ。

今度、社会の用語テストしよーっと。

もちろん、教科書で漢字表記のものは、全問「漢字指定」でね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました