「これはしっかり覚えておかなくちゃ」
と思って、一生懸命覚える。
教科書を読んで、唱えて、必死にインプット(=暗記)する。
で、「覚えた!」はずの知識たち。
テストとされると…。
「えーっと…えーっと。。。」
教科書を見て、唱えて、すべて完璧に記憶できるならだれも苦労しないよ。
ここで足りないのは「思い出す」ということ。
脳みそに叩き込んだ回数は多くても、そこから「引き出した回数」が少なくては、知っているだけで「使える」ようにはなっていない。
だって、定期テストだって入試だって、今まで学んできたことを「引き出す」=「思い出す」テストでしょ。
思い出す訓練をしていないのに、テストでいきなり思い出すことなんかできないよ。
そういう意味で、今年の中3は訓練が甚だしく足りないと感じている。
肝心な時に思い出せるように、接触回数を増やす。そのための課題だ。
それこそ、見た瞬間、聞かれた瞬間に「サラッと」言えるようじゃなきゃね。
基本的な「型」を身に着けずにして、入試問題と向き合ったとて、たかが知れてる。
これはどの教科にも共通して言えることだ。
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