プラス進研は塾として通ってくれた子どもたちが、一生懸命努力をして、その結果、学力が引きあがり、相対的な指標としての偏差値が60を超えること、将来の希望に近づけるような進路(高校)選択ができることを目標にしている。
要するに、最終的に子どもたちが望む方向へキャリアデザインができればいいんだ。だって、どの高校、そんな人生を選択しようが「個人の自由」だからね。ただ、選択するときに見える景色は、どうせなら高いところの方が気持ちいいじゃん。
富士山の5合目から見える景色、7合目から見える景色、山頂から見える景色、そりゃ、すべて見られる方が気分がいいでしょ。何しろ、達成感も違うよね。
それに、世の中、人並みの学力(=偏差値50)で選択できない道が多い(キャリアデザインで不利)ことがあっても、人並み以上の学力を身に着けることで、キャリアデザインにおいて不利になることは決してないから。
トヨタやソニーのエリート候補や、エリート官僚候補なんかは、特殊な技術を求めなければ引く手あまた。国内にとどまらず国外の企業で活躍することだって可能だろう。
つまり、たくさんの企業や官庁を見て選択できる。
高校だって同じでしょ。
偏差値70の子は200の高校から選択できるとして、偏差値50の子は100の高校から選択することになる。
偏差値70の子と偏差値50の子では、「高校選択で眺める景色」が全く違うのよ。
だからね、偏差値70の子が結果として偏差値55のA高校を選択する(こんなことは極めて稀だが)のと、偏差値55の子が同じA高校を選択するのとでは、意味合いは全く違うということを言いたかったんだ。
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