【これぞ最たる…】最も残念な高校受験とは

勉強に関すること

不合格になること

そりゃ、残念だよね。
悔いが残らないほどに一生懸命、努力して、それでもなお不合格という結果を突き付けられてしまったなら、残念なのは当たり前だ。

不合格を突き付けられた、その瞬間だけはね。

しかし、このパターンは学ぶことが非常に多くて、その後の生き方にプラスに働くことが結構多いんだ。
ここで学んだことは、大学受験か就職か、はたまたその後か、どこかで必ず活きてくる。

ある高校の先生は、高校受験での不合格は財産になると仰った。(一生懸命努力した受験生ならば)

要するに、この手の残念な高校受験というのは、むしろ、財産になる高校受験とも言える。

では、最も残念な高校受験というのは…

実力は届かない、大した努力もしなかった。
(=自分を変えようとしなかったor変えられなかった)
なのに、なんとなく進学校を受験して合格してしまうパターンだ。
これはね、もう目も当てられない。惨事である。

でもね、合格した瞬間って本人も家族もそれに気づかないんだよ。
本人にも家族にも「見栄」があって、それを満たせた満足感でいっぱいだからね。

僕?そりゃ、合格したんだからその時は、ニコニコ笑っておめでとうって言うよ。

でも、心では全く笑えないよね。
なんていう受験をさせてしまったものかと、後悔すら覚える。

実力が足りない、努力も足りない、そういう状況でチャレンジするということは、僕の中で描かれている想定は「不合格」である。
(それでも本人が受けたいなら止めないよ、いろんな話はするけど、受けさせない権利なんて僕にはないから。)

すなわち、その子が合格することは、僕にとって「想定外」なのであり、正直言って心から「めでたい」と思える状況には程遠いのだ。

実力不足なのに自分を変えられないなど、高校が求める能力を満たさない状況ならば、「不合格」を突き付けられるべきだ。

入試と言うのはそのためにあるのではないのか。

その年の人気(倍率)などにも左右されることでもあり時の運もあるだろう。

そんな運のよい?合格の先に見えるものは…。

五里霧中だ。

受験生には、僕がこういうことを考えながらみんなを眺めているということを肝に銘じて取り組んでもらいたい。

きっと、僕はとても冷酷な人間なのである。

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