夏休み初日から始まった夏期講習。
土日の休みを挟んで平日8日間。とりあえずは完走だ。
しかし、完走したのとやり切ったのは別だ。
マラソンに例えるなら、
「完走する」というのは、走ろうが途中で休憩しようが歩こうが、42,195キロ先のゴールへたどり着けば完走だ。
「やり切る」というのは、全身全霊、これ以上出し尽くすものは何もないという極限まで力を振り絞って、完走することだ。
勉強で言うならば、毎日の授業や課題を確実に自分のものにする(=自力でできる・解けるようにする)ことが「やり切る」ということで、なんとなく授業を受けて、勉強した気持ちになって、できないところは残っていながらも今日を終えたというのが「完走」だ。
さぁ、君はどちらか。
各学年、お休み4日間の課題を出している。
内容はみな同じ。「前期でやったことを完璧にすること」だ。
どうやって?
そんなことは僕が指示することじゃない。
いろいろとアドバイスは出しているけど、最終的に取り組むのは自分自身だからね。
自分にとってBESTな形で取り組んで、完璧になればそれでいい。
オリンピックが開幕した。出場する選手たちは、ここまでのトレーニングを「やり切って」舞台に上がっているのだろう。
だから、勝利の喜びも、敗北の悔しさも、自然と表情にあふれてくるんだ。
そういうトップアスリートの姿からも学べるものは多いよね。
とにかく、1つ1つ、やり切る夏、やって良かった夏にしてもらいたい。
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