【佐渡へ佐渡へと…】ぼくと佐渡のおはなし

佐渡のこと

大したことじゃない。

つまらないお話なんで読まなくてもいいよ。

プラス進研に通っている子たちは、僕にとって佐渡島が「心のふるさと」であることを知っている。
だから、ブログに「佐渡ネタ」がきても、「あ~」って感じで流せるよね。
だけど、ブログはプラス進研に通っていない方の目にも触れるから。

まず、僕は佐渡が出身だとか、親戚があるとか、何か所縁があるとか、そういうのはない。
ただただ、佐渡島が好きな一人の平凡な男である。

さて、僕が佐渡島に初めて渡ったのは幼稚園の年長(=5歳)のとき。うわぁー、もう○年も経ってしまうのか。いやはや…。
両親と交友がある方々とキャンプをした。4泊くらいしたかな。初めてテントで寝たのもこの時だ。
浜辺にテントを張って、波の音を聞きながら寝るという非日常を味わった。
日中はもちろん海で遊ぶんだけど、その海の透明度が高くて。ゴーグルをつければ、グーンと底まで見える。父の実家は新潟だったから、新潟の海にはよく行っていたけど、もう別世界。
夕方からは親たちは宴会が始まって、子どもたちは新鮮なお刺身や浜で焼いた海の幸を存分に味わった。

はじめての佐渡は、莚場の浜辺でキャンプだった。最近は浜が狭くなってしまった…。なつかしい。
浜辺にはこんな東屋があって、夕方からは大宴会。

こんなステキな夏のひとときを毎年のように過ごしていた。
そのうちに、両親よりも僕が佐渡にハマっていった、というわけだ。

今話題の佐渡金山に初めて行ったのも小学1年生とかそのくらい。
リアルな人形がなんだか不気味でね。今よりも声が出ているシーンが多かったような気がする。

1人で佐渡に渡るようになったのはいつ頃かな…。
学生の頃だったのは間違いない。

車の免許がなかった頃、「ムーンライトえちご」っていう夜行快速列車があってね。
朝方に新潟駅について、船に乗って。
島内はバス移動なんだけど、バスの本数が衝撃的で。苦労したのを覚えている。

免許を取ってからは車を船に乗せて島に渡るようになって。
自由に移動もできるから、いろんなところを見て回ることができるようになった。

1年に数回訪れるから、佐渡に知り合いもできたりして。
佐渡の人たちはみなさんあったかい。

ここ10数年で、昔と比べて道路はすごくよくなったけど、観光客の賑わいはどんどん寂しくなっていって、港の近くはシャッター通りになっているし、観光施設やホテルも次々と廃業していった。

佐渡の魅力は佐渡金山だけじゃない。たくさんあるよ。
今回の世界遺産の他に、世界農業遺産(GIAHS)に国内で最初に登録されたのは佐渡と能登だし、豊かな自然や地形があるとして日本ジオパークにも登録されている。

佐渡金山の世界遺産登録をきっかけに埋もれている佐渡の魅力を発信して、離島の不自由さはあるにせよ、島に暮らす人たちが少しでも豊かになればいいなーと思う。

あぁ、佐渡に行きたい。

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