【試合の中で試す】この言葉を勘違いしてはいけない

勉強に関すること

よく、スポーツ選手なんかが、「試合の中で試していきたい」「今日の試合で試してみた」なんて発言するよね。

言葉通りに素直に受け取れば、「使ったことの無いものを試してみる」という意味にもとれるんだけど、これって本質はそうじゃない。

例えばプロ野球のピッチャーが、新たにフォークボールを試合で試すときって、
”試合でフォークボールを投げるのが初めて”なのであって、まったくフォークボールを投げたことがないわけじゃないってこと。

プロの試合で使える(相手の打者を抑えられる)だけの精度まで仕上げて、ようやく試合で試しているんだよ。もしかしたら、仕上げるまでに1年かかっているかもしれないじゃん?

昨日、中3の授業で、入試本番で「初めて」のことをして失敗してしまった子の話をした。

まぁ、面白おかしく話したから、みんな大爆笑だったけど、「はじめてだけどできるんじゃないか」っていう驕りや油断って、誰しもに抱く可能性がある。

だから、本番で最高の結果を出せるように、意識を高めて確認テストに挑んでほしいし、確認テストでたくさんの技を試せるだけの練習を今以上に積んでもらいたい。

国語の語彙力や英語の単語力、数学の計算力というものは、スポーツでいう体幹だ。勉強の体幹を強くしていこう。

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