今日は毎週恒例のテストDay!
国語と英語は範囲があるけど、数学の計算だけは範囲がない。
でも、既習範囲の計算(公立レベル)だからね。満点を取ってもらいたい。
しかし、今日の計算は満点はゼロだった。いや、言葉が違う、「今日も」だ。
偏差値70を超えるような高校を目指すような子もである。
たしかに、毎週のテストは運命を左右するようなテストではない。
しかし、何のために入試を意識した「実践的」なテストを行っているのか考えてはもらいたい。
部活動に例えるなら、
「授業」と「課題」=「練習」
「毎週の確認テスト」=「練習試合」
「定期テスト」や「入試本番」=「大会本番」
である。
最終的に、入試や定期テストと言った、自分の人生や評価につながるような場面で結果を出す。
そのためのプロセスとして、授業や課題、確認テストがある。
中でも「確認テスト」は、本番で結果を出すことを意識した、「実戦形式」のトレーニングだ。
「試行錯誤」を繰り返し、失敗も許される日々の「練習」とは違う。
部活動でも、本番をより意識して練習試合に挑むチームは真剣さが違うし、練習試合の質が高いチームはやはり強いことが多いだろう。
結果として敗れたとしても、「失敗が許される前提」(=練習感覚)で戦い負けるのと、「完璧を求めた結果」負けるのとでは敗北の価値がまるで違う。
僕が昔から掲げている「9勝6敗」の美学と言うのは、”負けてもいい”のではない。「完璧を求めた結果としての6敗」に価値があるという考えだ。
つまり、確認テストに対する意識が高いチームの方が、本番でも力を発揮できるし、練習試合での6敗にも大きな価値が見いだせるってことだ。
とにかく、どんなに小さなテストでも、テストはテスト。
これまでのトレーニングの成果を確認し、新たな課題を発見するとき。
テストが「練習」と化してはならない。
だから常に「完璧を求める意識」で受ける”チーム”であってほしいんだ。
最後に、「チーム」と書いたのは、プラス進研は少人数のグループだから、1人の意識の低さがすぐに伝染してしまう。
「個々の意識が高い」→「個々の力が伸びる」→「チームにも波及する」
これが強いチームの絶対条件。そんなチームにしてほしい。
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