さっき、話者によってはまるで別の学校という記事を書いたけど、それに関連することで。
学校説明会や個別相談会など、夏休み以降には様々なイベントが企画されている。
で、そこでみなさんの前に登場する「話者」って一体どんな人なのだろうか。
きっと、学校の説明をするんだから、「先生」だと思っている人がほとんどなんじゃないかな。
しかし、真実はそうじゃないんだ。
高校受験の窓口になる担当者は、私立高校の場合「入試広報部」とか「広報部」(学校により部署名が異なる、そして学校だからか、営業部というものは存在しない)に所属しているんだけど、全員が全員、教員であるとは限らない。
私立高校の場合は、「学校法人」が高校を運営しているから、学校法人として、「広報(営業)のスペシャリスト」を雇っているケースもある。
このケースの場合、教員として教壇に立つことが基本的にないから、教員免許についても持っている人もいれば、持たない人もいる。
ちなみに、6月22日に開催した「私立高校一斉説明会」で学校を紹介してくれた先生方の中にも、そのような「スペシャリスト」がいらっしゃった。
受験生や保護者からすれば、「学校を選択」するんだから、日常教壇に立つ先生の話を聞きたいと思うのが自然かもしれないね。しかし、先生方の本業って本来は「授業」をすることで、「営業」することではない。(教師として働きたくて学校に就職されたんだろうしね)
それに、働き方改革とか、時代の流れもあって、学校としてもきっと様々な視点から判断があるのだろうと思う。
さて、先日の一斉説明会。そんな「スペシャリスト」と「広報担当教員」の見分けはみなさんつくだろうか。意外と難しいのでは?
だって、スペシャリストたちは、「教員」という仮面をかぶって学校を紹介する「プロ」だからね。
説明会や個別相談会で目の前の先生が「広報のプロ」か「教員」か。
見分けるポイントはあるんだけど、さすがにここには書けないから塾生限定でこっそり指南しよう。
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