念のため初めに断っておくけど、僕もなんだかんだ言って、この仕事で20年以上生きている。
まぁ、個人塾長には「この道一筋40年!50年!」って人もいるだろうし、それに比べりゃ、たかが20年だ。
だけど、されど20年と言ってもいいと思う領域という自負もある。
で、その20年ちょっとで縁があった子どもたちを振り返ってみると、成績の良い子ほど「アレ」が少ないんだよね。
その答えは、
質問
これだね。
誤解のないようにしたいから、念のため書いておくけど、初めから質問が全くないということじゃないよ。質問をすることが「悪」なんかではまったくないよ!
自学力が高まるにつれて、質問が減っていくわけ。
これは必然だよね。
だって、教科書や問題集の解答解説を読んで理解できるようになるだから。
だから、質問攻めをする子たちを「これが少しずつ減るといいなー」と思って、ほほえましい気持ちで僕は眺めているんだ。
この辺の話は、昨日の授業で中2に散々話した。塾生限定の動画で見てもらえる。
で、成績上位になると、たまーにくる質問が、なかなかに講師泣かせだったりする笑
でも、こうして講師も育っていくわけだ。
そりゃそうよ、東葛飾とかトップ校を受験するレベルの子の質問は高度でなきゃいかん!
あとは、数少ない質問の「質」も全く違う。そういうもの。
兎にも角にも、ここで言いたいことは、
講師に質問攻めをするような子で「成績上位者」の子って、僕は知らないってこと。
しかも、そういう子って、中学の教科書を読めばわかる(=小5レベルの国語力があれば問題なく理解できる)レベルのことをガンガン聞いてくる。
だから、そういう子を見ていると、まだまだ毎日通塾が必要だよねって思うのよ。
だって、1人じゃ勉強ができないんだから。
まずは「自学自習」をきちんとできるように躾けなくてはいかんのよ。
でないと、高校生になってからも、さらに塾のいい餌食になって、じゃぶじゃぶとお金が流れていくんだ。進学する高校のレベルなんてほとんど関係ないよ。一定のラインを超えたらね。
申し訳ないけど、家庭じゃ無理ね。中学生は。
家庭でできるなら、中学生の時期にこういう事態にはなっていないって。
そこは理解してもらわないとね。
だから、塾に通うとしてもきちんと自学力を身に着けること、自分で考えて解決する力を身に着けること、それができる塾を選んだ方が絶対に良い。
プラス進研じゃなくてもそういう塾はあると思うよ。その方法はいろいろだと思うけど。
ただ、プラス進研は追加料金なんかもらわず「毎日通塾」というシステムで、「個別最適化」を目指しているってこと。
さらには、高校生になっても「自習室」は無料で使えるようにしているってこと。自学が出来れば、環境さえあればいいんだから。
これは他の塾との差別化になっていると思うけどもね。
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