二松学舎の説明会後、説明会の事前打ち合わせ希望をいただいた土浦日大高校を訪問した!
せっかくの機会、高校にだってPRしておきたいことがもちろんある。そこに応えることも僕の責務だ。
さて、今日はたくさんの最新情報をいただいた。
まず、目からうろこ?だったのが、「特進アスリート」という入試区分を新たに作るそうだ!
現在の「スポーツクラス」は、「総合進学コース」で授業を受けている訳だが、スポーツコースの生徒から、「特進コース」の授業を受けたいという要望が以前からあり、それに応える形なのだそうだ。
しかも、この背景の話もうかがったがこれがすごい。
スポーツクラスの在校生で、部活でもレギュラークラスの子らしいのだが、進級の際に、
「どうしても特進で授業を受けたい」
「部活動も3年間続けたい」
「大学受験はある大学を目指し浪人も辞さない」
と訴えたのだそうだ。
高校側も、担任はもちろん、特進の主任だったり部活の顧問・監督だったり、さまざまなところで協議を重ねて、「本人の意思を尊重する」ということで、特進クラスへの在籍が決まったそうだ。
特進コースには「放課後課外授業」があったりして、部活動の時間が制限されるが、その生徒は、強化指定部に推薦で入学しているため、課外授業は出ずに部活動に参加、部活を終えてから特進の先生方が出席できない課外講座のフォローをしているとのこと。学業成績も順調なのだそうだ。
そのような前例ができたため、このような生徒たちの声も受け止めようということで、「特進アスリート」を設定するということだ。スポーツクラスの派生形なので、あくまでも「スカウティング」で生徒を募集することになるから、ほとんどの人には縁がないかもしれないが、
・硬式野球で甲子園を目指したい
・バスケットボールで全校制覇を目指したい
・春高バレーで活躍したい
など、スポーツでもトップクラスの活動をしつつ、「難関大学に勉強でチャレンジしたい」という希望を叶えていく、本当の意味での文武両道を志す人には魅力的なものかもしれない。
新しい試験区分を設定するきっかけが、1人のアスリートの要望だったというストーリーはなかなか粋だなと感じた。ぜひ、この生徒さんには部活と勉強で二兎を追ってもらいたい!
ちなみにこの特進アスリートは、通常のスポーツ推薦とは推薦基準が異なる予定で、高校からの公式発表がまだなので、ここでは控えておく。
この話がちょっとびっくり過ぎて、長くなってしまった。
ほかにもいくつかあって…
2つめは「PR委員会」が発足したそうだ。
これは、一言で言うと、在校生による「広報部」。夏の見学会など生徒募集イベントの企画から実行まで行うのだそうだ。各クラス2名で、全学年で50クラスほどあるので、約100名の大所帯。
夏の見学会などでお会いできるかもしれない。
こういう、「生徒の広報部」は麗澤高校や日体大柏高校などにもあって、中学生や保護者にとっては、在校生の生の声を聴くことが出来るのは大きいね!
3つめは「特進コース」に「私大文系クラス」を、「グローバルスタディクラス」に「理系コース」を設定したこと。
これまでの特進コースは国公立型のみで、私大希望者のニーズに応えられず、またGSクラスも文系のみだったため、理系希望者は選択できないという弱点があって、それらを解消するためのものということ。
4つめは、「公式LINE」を始めたことで、メールマガジン、エックス(X) 、公式LINEと情報のチャネルを増やしたのだそうだ。
最近は公式LINEやインスタグラムで学校の日常を紹介している高校が増えたよね。柏市だと、麗澤や芝柏もやっている。こうやって学校の様子がリアルタイムで届くのは高校と受験生、双方のメリットになる。
気になる高校でそういうツールがあれば登録しておくと良いかもしれない!
とにかく受験は情報戦!
発信される情報には早期からアンテナを伸ばしておこう!
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