【勉強への耐性づくり】合格だけでなくその後のためにも

塾での指導

ちょっと前に保護者の方とやりとりをしたことなんだけど、せっかくだからブログにも出そうかなと。

プラス進研のような零細塾にくる子って「ふつうの子」ばかりで、中学校のトップレベルなんて子はほんと稀。
だから「柏南」「柏中央」を目標にしてくる子が多い。

ただね、そこが目標ということは、現実はもっともっと厳しいポジションなんだよね。
だって、入塾テスト受けてみると、学校の成績は真ん中あたりでも「偏差値50」には到底届かない子ばかりだもん。
しかもほとんどの子が「勉強への耐性」が弱い。

したがって、「厳しい」と感じられてしまうのを承知の上で、目標達成するには人よりも勉強してもらって耐性を鍛えていくしかないわけだ。
同じ成績帯の子たちと同程度の強度の勉強では、追い越せるわけがない。偏差値を5上げるということは、それなりの負担がかかるのは当たり前。

毎日通塾なんかも、子どもたちにとっては厳しいものだよね。
でも、結局は「毎日自学の時間を作り続ける」ことで「きちんと自学をできる体質をつくる」ことに意義があって、その中で「耐性」も備わっていく。

この辺のことをきちんと理解してもらう必要がある。

中には勉強しても限界が見えそうな子もいる。これも現実。

しかし、限界を超える気持ちで勉強できる耐性がつけば、柏中央高校や我孫子高校を狙えるくらいになるとは考えている。

そこまでいけば、その先、さらに頑張って大学進学でも、専門学校でも、ある程度の道は可能性が充分あるだろう。
(そんなにがんばって我孫子高校?と思うかもしれないけど、そういう子がいるのも事実で、努力した経験に決してマイナスはない。)

そして、とにかく「普通のレベルの子」でも「きちんと自学ができる」ようにして高校に進学してもらいたいとは思ってる。

これが高校に進学してからも困らないための1丁目1番地なのである。

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