今日は市川高校に訪問してきた。
市川高校と言えば、千葉私立のトップ校だ。
あこがれる人も多いよね。
今年は東大に31名(現浪計)が合格。
学校としては過去最高の人数ということだ。
すばらしい!
そんな市川高校の先生が話すことって、本当に勉強になることが多くて、
恥ずかしながらいつも学ばせていただいている。
で、今回は新高校1年生の話になって。
数学の先生だから、数学の話がメイン。
プラス進研の高校準備講座では、「白チャート」に原則自学スタイルで取り組んでもらっている。
できる限り解説を読んで自分で解決する意識を持ちながら、わからないところは質問対応。
あと、教科書をすでに購入した子は、教科書も併用。
とにかく、チャートも教科書も、例と例題をしっかり読むこと。
そんな話をしたんだ。
そしたら、すごく共感していただけて。
高校に入って、数学が思うように伸びない子に多いのが、
「教科書の例や例題レベルをさらっと見ただけで、
いきなり問題を解きまくるケース」
なのだそうだ。
まずは、問題を解き込む前に、
教科書や参考書の「考え方」「理論」をしっかり読み込んで、
「原理原則」をきちんと理解することを心がけることが大切
だと。
市川高校は進学校だから、やはり数Ⅰの「1章」は、
当然、入学前課題になっているから、その確認程度で済ませて、爆速で進む。
数学の基礎は「1章」だから、この理解度でその後の爆速に耐えられるか左右する。
でも、これって市川高校に限らず、進学校ならどこも一緒だ。
公立高校だって、1章が入学までの課題に出ていることが多いでしょ?
新高1、改めてよく聞きたまへ。
高校の成績は、1回目の定期試験(=1学期中間)でほぼ決まる
特に数学。
そこで、深海魚になったら、這い上がるのはほぼ無理。
だって、這い上がるのに必要な「基礎」が崩壊しているんだから。
今、合格して入学先が決まって浮かれている子も多いと思うけど、
入学後の充実度を決めるのは、まさに入学前の生活態度だ。
せっかくの春休み。
遊ぶなとは言わないが、毎日コツコツ、決めた時間は勉強しよう。
すでに、やっている人とそうでない人には、差がつき始めているんだ。
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