「結果良ければすべてよし」まぁ、入試ではそうかもしれないね。
どの問題で間違えたかなんて、わからないままのことだってある。
私立高校の入試なんて、自分が何点取ったのかさえ分からないんだから。まさに闇。
(僕は、個人的にこれは良くないと思っている。合否に関わらず開示すべきだと。)
(開示できない事情があるから開示しないんじゃないの?って、誰でも思うじゃん。)
だけど、学力を伸ばすためのトレーニングの中で「結果良ければ…」の考えは敵なんだ。
これ、授業でも良く話すことの1つなんだけど、
例えば漢字テストをやって20点満点18点合格(9割)だったとする。
子どもたちは18点取れれば合格だから、
18点でも20点でも同じように「合格だ」って喜ぶわけで。
そりゃあさ、最初に書いたけど、入試も検定も、
合格点ギリギリだろうが満点だろうが「合格」という結果だもんね。
だから、気持ちがわからない訳じゃない。
だけど、仮に19点で合格だったとして、間違えた1問分は未定着なわけでしょ?
10回やって毎回19点で、間違いは1問ずつであっても、
「1」が「10回」積み重なって、10問の未定着が潜んでいる。
まさに、「塵も積もれば山となる」じゃん。
で、同じミスを繰り返してしまうようになる。
毎回、「合格だ」と言って喜んでいても、その未定着の「10」が入試に出たら…。
それはそれは恐ろしくなって、満点にこだわれるようになると思うんだ。
普段の自学や確認テストでできなかったその1問。
もっともっとこだわってほしい。
こだわれる人が少ないから、こだわればその分順位にも反映されるはずなんだ。
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