今日は芝浦工大柏高校「シバカシ」に行ってきた。
もちろん、次年度の企画についてのご案内がメインではあったが、プラス進研からも受験希望者がいたりするので、入試を突破するポイントや学力向上のアドバイスも伺うことができたのは、非常に有意義だった。
シバカシの入試については、やはり理系のイメージがある高校なので「数学」を得意とする受験生が比較的多いようだ。もちろん、合格している生徒も。
だから、数学でちょっと苦しい点数になると、大きく差がついてしまって厳しい入試になってしまう傾向があるとのことだった。
あとは、苦手教科を得意教科でカバーしようっていう作戦、これは苦戦するとのことだった。
過去問で各教科50点~60点は安定して取れる力を万遍なくつけた上で、得意科目で勝負できるように伸ばすイメージが良いそうだ。
「苦手教科を作らない」、「苦手克服がカギ」とはよく言うけど、実際にその通りってこと。
当然じゃん!
って思うでしょ?
でも、その当然ができないから、こういう話になるってことだよね。
もっとも印象的だったお話が、国語の不得意な子の話になって、とにかく「漢字」と「語彙」が乏しいということだ。
1、漢字については「書ける・書けない」の次元ではなく、正確に「読めない」子が多い
2、語彙については、漢字を読めないから、余計に意味も分からない
そして、
3、漢字が読めない→言葉の意味がわからない→読むペースが遅くなる→解き終わらない
この悪循環があると。
そして、これは国語だけじゃなく学習すべてに影響していくと。
中3から始めた「短文作成」これはかなり大事、やっていることは間違いではない!
って改めて実感させてもらった。
中1、いや、小学生から始めるのがベストだろうな…。
課題が増えたとか言われる(思われる)かもしれないけど、学力向上に良いことはどんどん取り入れていかないと。
30字程度の短文作成に1時間かかるはずないんだからさ!
貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。
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