ちょっと前の新聞記事だったかな。日本の人口の10人に1人は80歳以上の高齢者になったようだ。
9月15日の敬老の日に合わせて、総務省が公表したデータなんだけど、今年の9月15日時点の高齢者(65歳以上)の人口は3623万人で、総人口に占める割合は29.1%(前年29.0%)になったそうだ。もちろん過去最高を更新している。
次いで、80歳以上を見ると、1259万人で27万人の増加。はじめて総人口の「10人に1人」に達したもよう。
さらに、100歳以上の高齢者は9万2139人で1633人増えた。こちらは、53年連続で過去最多を更新し続けていると。
100歳以上の高齢者は、今から60年前の1963年は153人だった。それが1998年に1万人を、2012年に5万人を突破した。
高齢者(65歳以上)割合の変遷を見てみると
1950年(4.9%)→1960年(5.7%・+0.8%)→1970年(7.1%・+1.4%)
→1980年(9.1%・+2.0%)→1990年(12.1%・+3.0%)→2000年(17.4%・+5.3%)
→2010年(23.0%・+5.6%)→2020年(28.6%・+5.6%)
明らかに少子高齢社会は加速的に進んでいる。
中3は公民の授業で学ぶけど、社会保障費とか未来への課題がたくさんあるね。
生活水準の向上や医療技術の発達によって、寿命は70年間で約20歳延びた。人生100年時代は本当に訪れるのかもしれない。
けれど、気になるデータもあって、健康寿命(寝たきりにならないなど、日常生活に制限のない期間の平均値)は、約10年短いとのこと。
ちなみに、2019年の平均寿命は男性81.41歳,女性87.45歳で、健康寿命は男性72.68歳,女性75.38歳だ。(男性は8.73年、女性は12.07歳短い)
寿命と健康寿命の差を埋められるように、少しでも長く健康でいられる日々の努力も大切なんだね。
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